いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

石造 祥光寺多宝塔

いしづくり しょうこうじ たほうとう

桜川市

基壇の上に、塔身、笠、九輪がのせられる構造になっています。
塔身は全体に円筒状をなし、その裾は軽くしまり基壇に接しています。笠は方形ですが四辺がわずかに中だるみになっており、屋根は低い方でたるみはゆるく、軒はその端がわずかの反りを見せています。九輪はなく、別材の五輪をのせています。
石材は凝灰岩で、全体に肌があれています。
「建仁二年九月吉日/孝子九人」の銘文があります。

石造 祥光寺多宝塔

1基
指定年月日 昭和35年3月28日
所在地 桜川市本木78
管理者 祥光寺
制作時期 鎌倉時代