いばらきの文化財

県指定 有形文化財 絵画

結城政朝夫人肖像画

ゆうきまさともふじんしょうぞうが

結城市

結城氏15代政朝の夫人は、下野国の豪族・宇都宮忠綱の妹で、16代政勝・高朝の二児をもうけました。
室町時代末期以来、武将像が多く描かれましたが、それとともに夫人や子どもの肖像も追慕の意味でつくられました。
本図は斜め左を向き左ひざを立て経机にもたれ、手に経巻を持ち、小袖に打ち掛けを着て、頭巾(ずきん)をかぶった比丘尼像(びくにぞう)の姿です。

結城政朝夫人肖像画

1幅
寸法 縦54.9cm、横40.0cm
指定年月日 昭和33年6月26日
所在地 結城市結城461
管理者 孝顕寺
制作時期 桃山時代