いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

石造 五輪塔

せきぞうごりんとう

つくば市

延寿院の裏手に本塔はあります。
地輪に刻銘があり、天文7年(1538)に、妙西禅尼等の33回忌供養のため、これを建立したことがわかります。妙西禅尼とは小田氏有縁の女性でありましょうか。
なお、先年解体された時、水輪から経筒の蓋が発見されましたが、筒身は既に朽損していたということです。蓋には宝相華が刻まれていましたが、再び塔中に奉安されて、今は見ることができません。
花崗岩製で総高241cmです。

石造 五輪塔

1棟
寸法 総高241cm
指定年月日 昭和37年10月24日
所在地 つくば市小田3048
管理者 小田中部区
制作時期 室町時代後期