いばらきの文化財

県指定 有形文化財 絵画

土岐頼英夫人肖像画

ときよりふさふじんしょうぞうが

稲敷市

桃山時代に江戸崎地方を領した武将第9代土岐頼英の夫人で、龍ヶ崎城主・土岐胤倫の女(むすめ)、虎姫といわれています。
手に持つ団扇(うちわ)の骨が綾目に組まれ、座右の花器には菊花を生け、当時の上流婦人の風俗の参考資料となるもので、この絵は江戸時代初期の作ではないかといわれています。
作者は不詳です。

土岐頼英夫人肖像画

1幅
指定年月日 昭和33年3月12日
所在地 稲敷市下太田79
管理者 智心院
制作時期 江戸時代初期