いばらきの文化財

県指定 記念物 名勝

親沢

おやざわ

茨城町

親沢は涸沼に突出した「親沢の鼻」一帯を指します。対岸弁天の鼻と向き合う景勝の地です。
かつてここに目通り一丈三尺(約3.9m)という老松がありました。
「親沢の一つ松」といわれ、徳川光圀も「子を思ふ涙ひぬまの一つ松浪にゆられて幾夜へぬらん」の和歌を詠み、今も碑に刻まれています。
この松を「一つ松」と称したのは、松葉が2本ではなく1本だからです。

親沢

指定年月日 昭和9年11月30日
所在地 東茨城郡茨城町上石崎4144-4
管理者 茨城町