いばらきの文化財

県指定 有形文化財 絵画

絹本著色 愛染明王像

けんぽんちゃくしょく あいぜんみょうおうぞう

つくば市

人間の醜い愛欲・煩悩の姿を絵にしたのが愛染明王です。
愛欲・煩悩が菩提心につながることを教えています。
頭に獅子冠をかぶり、三目六臂(ろっぴ)の真紅の憤怒相で、宝瓶(ほうびょう)を中心に配した蓮華坐上に座っています。
平安時代から製作され、以後盛んに描かれました。
慈恩寺本は金泥(きんでい)・載金(きりがね)を併用しています。

絹本著色 愛染明王像

1幅
寸法 縦83cm、横35cm
指定年月日 昭和44年3月20日
所在地 つくば市中根530
管理者 慈恩寺
制作時期 室町時代