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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 絵画

紙本著色 華山潮来明月舟遊の図

しほんちゃくしょく いたこめいげつしゅうゆうのず

潮来市

縦25cm、横28cm、絹本、水墨画、渡辺華山筆、江戸時代後期の作品です。
渡辺崋山(1793~1841)は数多くの名画を残していますが、この絵は文政年間(1818~1830)に常陸、上総、安房、下総の四州を旅行した際に潮来へ立寄り、榊原氏宅に滞在した折に描いたものといわれています。
小品ですが特に秀れた筆致とするどい描写力によって水郷の舟遊び模様が描かれ、その当時の水郷風景を知るうえでも貴重な存在です。

紙本著色 華山潮来明月舟遊の図

1枚
寸法 縦25cm、横28cm
指定年月日 昭和46年10月28日
所在地 潮来市辻1
管理者 個人
制作時期 1820年(文政3)