いばらきの文化財

県指定 有形文化財 絵画

智光曼荼羅

ちこうまんだら

那珂市

元興の祖智光が夢に見た極楽浄土をみて、それを描かせたと伝えられています。
密教の曼荼羅とは性格を異にします。
当麻曼荼羅(たいままんだら)、清海曼荼羅(せいかいまんだら)と同じく、阿弥陀浄土をわかりやすく図示したものです。
なかでも智光曼茶羅は、阿弥陀如来・諸菩薩を配した構図がもっとも簡素で成立も古いものです。
常福寺本は江戸時代の作で享保17年(1732)の寄進銘があります。

智光曼荼羅

1幅
寸法 縦73.5cm、横55.0cm
指定年月日 昭和47年12月18日
所在地 那珂市瓜連1221
管理者 常福寺
制作時期 江戸時代