いばらきの文化財

県指定 記念物 史跡

瓜連城阯

うりづらじょうし

那珂市

常福寺の境内になっている所が楠木正家の拠った瓜連城の本丸跡とされています。
城の形式は、中世期城郭の姿を髣髴させ、北東面は急な崖となっており、標高差は約20mあります。土塁は二段に構築され、ところどころにやや平坦な所があり、一種の小さな出丸(武者溜)があります。
また、瓜連宿内に多くの土塁の残存遺構もみられ、これらを外郭と考えると、城の大きさは東西南北それぞれ700mほどの規模となります。

瓜連城阯

指定年月日 昭和9年12月18日
所在地 那珂市瓜連1221
管理者 常福寺