いばらきの文化財

県指定 記念物 史跡

駒城阯

こまじょうし

下妻市

東西約120m、南北約180mの城跡の北西部に『駒城址』の碑があります。
駒館、駒楯城ともいわれ、大宝城とともに常陸国における南朝方の戦略的拠点として重要な存在でした。
在地の武将の名は確定できませんが、中御門(なかみかど)少将実寛(さねひろ)を擁して奮戦し、興国元・暦応3年(1340)5月27日、北朝方の将高師冬(こうのもろふゆ)の猛攻により実寛は生け捕りにされ、やがて落城したといわれています。

駒城阯

指定年月日 昭和10年11月26日
所在地 下妻市黒駒147-1
管理者 個人
制作時期 南北朝時代