いばらきの文化財

県指定 有形文化財 絵画

紙本着色 両界曼荼羅

しほんちゃくしょく りょうかいまんだら

鹿嶋市

真言密教の二大根本経典「大日経」「金剛頂経」を基に形成され、密教の宇宙観として象徴化されたのが両界曼荼羅です。胎蔵界曼荼羅は大日如来を中心に四方に向かって諸尊を配し、金剛界曼荼羅は9つに区分して諸尊を集合しています。慈眼寺本は彩色などの保存状態が良好です。

  • 紙本着色

紙本着色 両界曼荼羅

2幅
寸法 胎蔵界:縦83.7cm、横67.4cm
金剛界:縦84.1cm、横67.4cm
指定年月日 昭和52年5月2日
所在地 鹿嶋市浜津賀378
管理者 慈眼寺
制作時期 室町時代前期