いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

旧茂木家住宅

きゅうもぎけじゅうたく

水戸市

行方郡牛堀町(現潮来市)島須から移築した茂木家住宅は、向かって左側を土間とした直屋(すごや)型の農家です。
板張りになる中央の広間面積が広く、それに対し土間面積が比較的狭いなどの特徴をもっており、用材には行方地方に多いシイのノタ付柱(原木の姿をとどめた柱)を使用している点が注目されます。
建築年代は明確ではありませんが、18世紀前半、江戸時代中期頃とみられます。県南地方民家の一形式を伝える貴重なものです。

旧茂木家住宅

1棟
指定年月日 昭和45年5月28日
所在地 水戸市緑町2-1-15
管理者 茨城県
制作時期 江戸時代