いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

西光院本堂

さいこういんほんどう

石岡市

平安時代初期の大同2年(807)、徳一法師の開基と伝えられている西光院の本堂は、間口・奥行ともに7.6m、総高22mの寄棟造で、断崖上に組まれた脚高11m余の懸造となっています。
高さ10m程の自然石の上に直径1m程の丸石が乗ったものが本尊で、霊石馬頭観世音として深く信仰されています。
現在の堂宇は、寛政3年(1791)に再建されたものです。回廊からの眺望は素晴らしく、関東の清水寺と呼ばれています。

西光院本堂

1棟
指定年月日 昭和45年9月28日
所在地 石岡市吉生2734
管理者 個人
制作時期 江戸時代後期