いばらきの文化財

県指定 記念物 史跡

石岡の一里塚

いしおかのいちりづか

石岡市

一里塚は江戸時代初期に、全国の主要街道の道路の両側に築造されたもので、その目印として塚ごとに、榎などが植えられ、行路者を益したこと少なくありませんでしたが、時が経つにつれ、廃壊し改修の熱意がない地方では原形を失うものが多く、天明頃には大半が失われたといわれています。
石岡の一里塚は、旧水戸街道の府中(石岡)から長岡へ通ずる道路の両側に築かれたもので、ことに両側の塚は原形をとどめ、榎の大木は築造当時をしのばせ、江戸時代の交通政策を知る上に重要な史跡です。

石岡の一里塚

指定年月日 昭和33年3月12日
所在地 石岡市泉町2108・12805
管理者 石岡市