いばらきの文化財
文化財種別
県指定 有形文化財 建造物
阿弥陀堂
あみだどう
行方市
この御堂は、唐和様折衷形式で霊廟建築を加味した建物です。三間四方の寄棟造で、四手先萱葺の念仏三昧を修める常行堂様式に造られています。寛文3年(1663)に作成された水戸藩「開基帳」には、「芹沢村慈心院雷電山万福寺、此寺開基者文治二年(1186)栄俊法印建立、阿弥陀三尊、平家大将小松中将殿本尊」とあります。
阿弥陀堂内部の格天井鏡板には「龍の図」が彩色で画かれており、寄進名に「貞享四年(1687)、芹沢氏高幹」とあります。
阿弥陀堂
数 | 1棟 |
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指定年月日 | 昭和45年9月28日 |
所在地 | 行方市羽生745 |
管理者 | 万福寺 |