いばらきの文化財

県指定 記念物 史跡

野口雨情生家

のぐちうじょうせいか

北茨城市

野口雨情生家として、木造瓦葺二階建(1階34.14坪、2階16.43坪、計50.57坪)、家屋1棟及び宅地448坪が指定されています。
この家は、明治10年(1877)頃に、野口雨情の父野口量平によって建てられたもので、その後一部改造されています。
「七つの子」や「しゃぼん玉」などの作品で知られる童謡詩人の野口雨情は、明治15年(1882)ここで生まれ、15歳ごろに上京するまで育っています。
保存状態はよく、雨情の詩心をはぐくんだ景観が今も残されています。
また、野口家は水戸藩第2代藩主徳川光圀が逗留し、「観海亭」と名付けるなど水戸徳川家とのゆかりも深く、古文書なども保管されています。

野口雨情生家

指定年月日 昭和42年3月30日
所在地 北茨城市磯原町磯原73
管理者 個人