いばらきの文化財

県指定 記念物 史跡

泉が森

いずみがもり

日立市

泉が森は、清い泉と泉神社の神域をふくむ総称です。緑樹が美しく、奈良時代に編さんされた、我国最古の郷土誌である「常陸国風土記」には「密筑(みつき)の大井」(久慈郡の条)として人びとの憩いの場であったことが記されています。また、歌の場所としても有名であったようです。
泉神社は、天速玉姫命を祀る延喜式内社で、日立地方では最も古く、鎌倉・室町時代から多くの武将が祈願に訪れたといわれています。
江戸時代には、常北十景のひとつに加えられており、現在も茨城百景として名勝地にもなっています。

泉が森

指定年月日 昭和44年12月1日
所在地 日立市水木町2-22-1
管理者 泉神社
制作時期 不詳