いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

大生神社本殿

おおうじんじゃほんでん

潮来市

大生神社は、健御雷之男神(たけみかづちのおがみ)を唯一の祭神とする元郷社で、その創祀年代は詳かではありませんが、鹿島の本宮と云われ、古く大和国の飯富(オフ)一族の常陸移住の際、氏神として奉遷し御祀りしたのに始まるといわれています。
この本殿は、天正18年(1590)の建立と伝えられ、三間社流造、茅葺、間口約6m、奥行約7m、前軒高さ約3m30cm、裏軒高さ約4mと、地方社殿としては大きく荘厳で、当地方における最古の社であり、その時代の特徴を良く示しており、貴重な存在です。

大生神社本殿

1棟
指定年月日 昭和32年6月26日
所在地 潮来市大生814
管理者 大生神社
制作時期 年代不詳