いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 御神像

もくぞう ごしんぞう

つくば市

体見神社(すがたみじんじゃ)には、ほぼ同大の男神(おがみ)坐像三躯が伝えられていますが、本像以外は頭部が後世のものに替えられています。
本像は建許呂命(たけころのみこと)と伝えられています。
体幹部は一材、頭部は別材、両脚部も別材で、やや体部より新しく、像底にある天正20年(1592)の墨書銘(ぼくしょめい)は、両脚部補修のときの修理銘であると考えられています。
もとは彩色像(さいしきぞう)でしたが、今は木肌を現しています。

木造 御神像

1躯
寸法 像高25.4cm
指定年月日 昭和30年11月25日
所在地 つくば市上境328
管理者 体見神社
制作時期 室町時代