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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 十一面観音菩薩坐像

もくぞう じゅういちめんかんのんぼさつざぞう

桜川市

頭頂に如来相、その周辺に化仏(けぶつ)を配しています。
像高200.5cmで、天冠台、胸飾、臂釧(ひせん)を付け、右手に錫杖(しゃくじょう)をとり、左手に蓮を持っています。
アサダ材の一木造で、現在は素地をあらわしています。
面部、体部、上はく部に、丸のみの横縞目の跡を残し、鉈彫像(なたぼりぞう)として有名です。

木造 十一面観音菩薩坐像

1躯
指定年月日 昭和33年7月23日
所在地 桜川市富谷2190
管理者 小山寺
制作時期 平安後期