いばらきの文化財

県指定 民俗文化財 無形民俗文化財

龍ケ崎の撞舞

りゅうがさきのつくまい

龍ケ崎市

龍ケ崎の撞舞は、毎年7月下旬の八坂神社祇園祭最終日に実施される民俗芸能で、19世紀前半以前から伝承されていると考えられ、五穀豊穣・疫病予防・雨乞いを祈願するともいわれています。
筒袖襦袢に裁着袴(たっつけばかま)の衣装と雨蛙の被り物を被った舞男が、お囃子にあわせて高さ14mの撞柱を登り、頂上の円座の上で東西南北に矢を放ったり、逆立ちや様々な曲芸を演じます。
かつて中世末期から近世前期にかけて行われた蜘蛛舞(くもまい)とよばれる曲芸が、地元の祭礼(八坂神社祇園祭)と結びついて伝承されてきたもので、貴重なものです。
(写真提供:龍ケ崎市教育委員会)

龍ケ崎の撞舞

指定年月日 平成22年11月18日
所在地 龍ケ崎市3328番地 地先
管理者 龍ケ崎市撞舞保存会