いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

懸仏

かけぼとけ

稲敷市

円経15.4cmの円形の銅板に線彫をして、木製の板にかぶせたもので、円形の上部に2か所釣金具をつけています。
中央に法界定印(ほっかいじょういん)をした釈迦如来、左方に水瓶(すいびょう)、蓮を持った聖観音(しょうかんのん)、右方に薬師如来を配し、各像は蓮華座(れんげざ)に坐し、唐草文様の蓮弁形光背(れんべんがたこうはい)をつけています。

懸仏

1面
寸法 円経15.4cm
指定年月日 昭和33年7月23日
所在地 稲敷市高田3548-15
管理者 個人
制作時期 室町時代末期頃