いばらきの文化財

県指定 民俗文化財 有形民俗文化財

日立風流物人形頭

ひたちふりゅうものにんぎょうかしら

日立市

有形民俗文化財に指定されている操り人形かしらは、戦後いち早く風流物の復元に熱意を燃やし、その保存伝承のため日立郷土芸能保存会を結成し、その初代会頭をつとめた根本甲子男が、文楽人形研究家の斎藤清二郎の協力を得て、江戸時代のものを全国的に収集したものです。この地方では「風流物のかしら」と名付けられています。これはこの地の祭りに出される風流物(山車)にこのかしらを使った人形がたくさん出るからです。122点の大部分は作者、旧蔵者名が焼印によって明らかであり、いずれも名品です。

日立風流物人形頭

122頭
指定年月日 昭和39年7月31日
所在地 日立市神峰町
管理者 個人
制作時期 江戸時代