いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

金銅造阿弥陀如来立像

こんどうぞうあみだにょらいりつぞう

土浦市

像高49.6cmで、右手は施無畏印(せむいいん)、左手は刀印(とういん)を結び、通肩(つうけん)の法衣(ほうえ)を纏(まと)う善光寺式如来像です。
但し脇侍(きょうじ)はありません。
肉髻(にっけい)は高く、髪際(はっさい)は直線的で、頬は張りをもち、端正な面相、衣文(えもん)の線は強く、両手首は蟻枘挿し(ありほぞざし)、鍍金(ときん)の名残があります。
両手首を除き、全体一鋳(ぜんたいいっちゅう)となっています。

金銅造阿弥陀如来立像

1躯
寸法 像高49.6cm
指定年月日 昭和34年5月22日
所在地 土浦市立田町3-28
管理者 浄真寺
制作時期 弘長元年(1261)鎌倉中期