いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 阿弥陀如来坐像

もくぞう あみだにょらいざぞう

坂東市

檜材を用い彫眼(ちょうがん)、漆箔(しっぱく)、左手は膝上に掌を仰ぎ第1指2指を捻り、右手は屈して掌を前に立て、第1指2指を捻る上品下生(じょうぼんげしょう)の印を結んだ像です。
小さくきちんと並んだ髪、おだやかな面相、伏し目がちの目などは、藤原末期の定朝様(じょうちょうよう)の特色をとどめています。

木造 阿弥陀如来坐像

1躯
寸法 像高97.6cm
指定年月日 昭和35年12月21日
所在地 坂東市辺田355
管理者 西念寺
制作時期 鎌倉時代