いばらきの文化財

県指定 無形文化財

結城紬(縮織)

ゆうきつむぎ(ちぢみおり)

結城市

縮織が織られるようになったのは、明治35年(1902)頃からです。
「縮」というのは横糸に強く撚りをかけた撚糸(ねんし)を使って織り上げ、それを湯につけると、撚りをかけた時につけられた糊が、除去されると同時に撚りがもどり、その作用によって幅が縮み、表面がちりめん状になることをいいます。
この新しい地風(じふう)の発案と絣(かすり)の応用で、女性の単衣物(ひとえもの)の市場を広め、結城紬の生産の中心が男物から女物へと大きく変化しました。
そして、昭和の初期から縮織が増え始め、昭和37年(1962)には紬全体の生産量の86%を縮織が占めるようになりましたが、その後、平織(ひらおり)が急速に増加するとともに縮織は減少して、昭和41年から42年(1966~1967)にかけて両者の関係は逆転し、現在では縮織はほとんど織られていません。

結城紬(縮織)

指定年月日 昭和28年11月14日
所在地 結城市結城
管理者 結城紬技術保存会