いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

旧中山家住宅

きゅうなかやまけじゅうたく

古河市

寄棟造、茅葺、平面積184.47m2。もとは岩井市(現坂東市)に建てられていましたが、中山太郎氏の寄贈により、古河市の現在地に移築されました。
猿島地方に多く見られる「直屋(すごや)」といわれる型の農家で、南側に二カ所の出入り口があります。そこを入ると「土間」があり、左手の南側は「表広間」、その奥が「座敷」、北側は「裏広間」に「納戸」と、四室が典型的「田の字」形の造りになっています。
建築年代は不明ですが、床板裏面の墨書に「延宝二年」(1674)とあります。
大型農家の典型として県指定文化財となり、原形に復元されています。

旧中山家住宅

1棟
指定年月日 昭和48年8月27日
所在地 古河市鴻巣1045
管理者 古河市
制作時期 17世紀(推定)