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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 阿弥陀如来三尊像

もくぞう あみだにょらいさんぞんぞう

城里町

中尊阿弥陀如来および両脇侍(きょうじ)、3躯ともに立像です。
像高は中尊159.2cm、観音137.2cm、勢至(せいし)136.4cmで、円福寺の本尊です。
三尊ともに檜材、一木造、彫眼(ちょうがん)で、中尊は体部上半身のみ内刳り(うちぐり)を施し、両肩外側を矧(は)ぎ寄せています。
両脇侍は、両肩を含めて彫成し、内刳(うちぐり)はありません。
中尊像内に徳治2年(1307)の造立銘札があり、制作年代がわかります。

木造 阿弥陀如来三尊像

3躯
寸法 中尊阿弥陀如来:像高159.2cm
脇侍・観音:像高137.2cm
脇侍・勢至(せいし):像高136.4cm
指定年月日 昭和37年10月24日
所在地 東茨城郡茨城町鳥羽田656
管理者 円福寺
制作時期 鎌倉時代後期