いばらきの文化財

県指定 無形文化財

粟野春慶塗

あわのしゅんけいぬり

城里町

粟野春慶塗は、延徳元年(1489)稲川山城守源義明が苦心の結果発明したものです。
義明は本村周辺に群生している、ウルシ、ヒノキと梅を利用して塗物を研究し、その子太郎左衛門昌忠に伝え、以後改良されながら代々受け継がれています。これが本場「粟野春慶塗」といわています。
稲川家8代稲川興兵衛は、水戸二代藩主徳川光圀に召され、紀州の漆工と水戸神崎寺(かみさきじ)において、その技を競わされ、粟野春慶の方がすぐれていたので水戸家塗物御用達となりました。
岐阜県の飛騨春慶塗、秋田県の能代春慶塗と並んで、日本三大春慶として名高く、その技術は現在において、昔ながらの作業工程を行っており、非常に貴重とされています。

粟野春慶塗

指定年月日 平成元年1月25日
所在地 東茨城郡城里町粟458
管理者 稲川 武男