いばらきの文化財

県指定 有形文化財 歴史資料

佐竹義昭奉加帳

さたけよしあきほうがちょう

常陸大宮市

この奉加帳は、佐竹氏17代の当主義昭が弘治3年(1557)3月に寄進をしたときの記録で佐竹家臣178名が名を連ねています。
奉行(ぶぎょう)を努めたのは、家老格にあたる小田野刑部少輔と和田掃部助の両名で、寄進者の中には一族の大山大膳亮や宇留野大蔵、譜代の人見、大縄らの名も見え、特に部垂(へたれ)・小場(おば)の両家に由緒の深い佐竹宗家(さたけそうけ)にとって陪臣(ばいしん)にあたる家筋の者が、その大部分を占めています。

佐竹義昭奉加帳

1巻
指定年月日 平成8年1月25日
所在地 常陸大宮市下町221
管理者 甲神社
制作時期 室町時代