いばらきの文化財

県指定 有形文化財 考古資料

板碑

いたび

つくば市

阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の三尊を彫刻し、文永9年(1272)の銘文を刻してあるもので、この碑の建立は、親の十三回忌に孝子(こうし)4人の志により造立したもので、意義の深い碑です。
猿島、結城地方には、室町時代の小形のもので上部に梵字、下部に供養者名年月日を刻したものが多数見受けられますが、このような大形の鎌倉時代の作品は県内には極めて稀なものです。

板碑

1基
寸法 縦212cm、横58cm
指定年月日 昭和30年11月25日
所在地 つくば市金田
管理者 つくば市