いばらきの文化財

県指定 有形文化財 考古資料

丸山古墳出土遺物

まるやまこふんしゅつどいぶつ

石岡市

4世紀後半に築かれたこの古墳は、昭和27年(1952)12月、明治大学の後藤守一博士の指導により学術調査が行なわれ、その結果、茨城県域における初現期の古墳であるとともに、前方後方墳に加えて豊富な副葬品などから東日本における古墳研究には欠かせない重要な古墳であることが判明しました。

出土遺物名

  • 内行花文鏡(ないこうかもんきょう)1
  • 管玉(くだたま)85 碧玉岩(へきぎょくがん)製
  • 匂玉(まがたま)9 ※硬玉(こうぎょく)、蛇紋岩(じゃもんがん)、瑪瑙(めのう)、碧玉岩、琥珀(こはく)の各種
  • 丸玉及び小玉 89 ガラス製
  • 銅鏃(どうぞく)4
  • 鉄刀(てっとう)3
  • 鉄剣(てっけん)6
  • 刀子(とうす)1

丸山古墳出土遺物

212点
指定年月日 昭和42年11月24日
所在地 石岡市柿岡5680
管理者 石岡市