いばらきの文化財

県指定 有形文化財 考古資料

経筒 石櫃付

きょうづつ いしびつつき

石岡市

塚を築き、経典を納めた筒を土中に埋納する思想は、9世紀以降に流行し、特に鎌倉・室町時代は極楽往生(ごくらくおうじょう)・現世利益(げんせりやく)を祈願、供養するために全国各地で営まれました。
当地からは外容器と経筒がセットで出土しており、廻国聖(かいこくひじり)に関する貴重な遺品です。
経筒の高さ12cm、筒の表面に大永3年(1523)甲州高屋住道善・小聖善貞と刻印されています。

経筒 石櫃付

1組
寸法 経筒の高さ12cm
指定年月日 昭和42年11月24日
所在地 石岡市柿岡5680
管理者 石岡市