いばらきの文化財

県指定 有形文化財 考古資料

鐃の鋳型溶笵

にょうのいがたようはん

土浦市

鋳銅製(ちゅうどうせい)法具である鐃(にょう)を製作するための型を、鐃の鋳型溶笵(いがたようはん)といいます。
鐃は金剛鈴(こんごうれい)に先行する形式と考えられますが、遺品の実情は奈良時代から江戸時代に及んでいます。
その間、正当な真言宗というよりは、むしろ神仏習合(しんぶつしゅうごう)的な思想背景をもとに存在した形跡が濃いと考えられます。

鐃の鋳型溶笵

1面
寸法 総長:27.5cm、最大幅:12cm、鈴の長さ:7cm
指定年月日 昭和55年2月28日
所在地 土浦市中央1-15-18
管理者 土浦市