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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 考古資料

巴型銅器(宮平遺跡出土)

ともえがたどうき(みやだいらいせきしゅつど)

石岡市

昭和63年(1988)、石岡市の常陸風土記の丘に含まれる宮平遺跡の発掘調査の時に発見されました。青銅製で、全径が5cm、脚が5脚、重さが14gの小型銅器で、魔よけに使われたものと思われます。
巴型(ともえがた)銅器は九州から西国地方にかけて多く見られますが、東国の発見例は数例しかなく、その意味で珍しい、貴重な遺物です。
制作時期は古墳時代と考えられます。

巴型銅器(宮平遺跡出土)

1箇
寸法 全径5cm
指定年月日 平成10年1月21日
所在地 石岡市染谷1646
管理者 石岡市教育委員会