いばらきの文化財

県指定 有形文化財 書跡

大般若波羅蜜多経

だいはんにゃはらみたきょう

日立市

大般若波羅蜜多経は、大般若経ともいいます。中国唐時代に、仏典を求めて長安からインドに赴いた時の旅行記『大唐西域記』の著者として知られる玄奘(げんじょう)が訳した600巻からなる般若経典の集大成で、空(くう)の思想を説いた大乗仏教(だいじょうぶっきょう)の基本経典の一つです。
折本(おりほん)9巻、巻子本(かんすぼん)6巻、紙質は楮(こうぞ)で、書体は平安時代の書体をよく表しています。

大般若波羅蜜多経

15巻
指定年月日 昭和37年2月26日
所在地 日立市神峰町4-11-12
管理者 個人
制作時期 平安時代他