いばらきの文化財

県指定 有形文化財 書跡

一遍上人名号

いっぺんしょうにんみょうごう

石岡市

一遍が書いた掛け軸で、「南無阿弥陀仏」と書かれています。
一遍は通称遊行上人(ゆぎょうしょうにん)と称され、延応元年(1239)父伊予国主河野七郎道広、母北条氏の間に生れました。
7歳にして天台宗、後、浄土宗に入り、智真(ちしん)と改め、後一遍(ごいっぺん)と号し諸国を遊行し、相州藤沢に清浄光寺(しょうじょうこうじ)を創りました。
正応2年(1289)8月23日摂津国八部郡兵庫津の西月山真光寺(せいげつさんしんこうじ)で亡くなりました。
時宗(じしゅう)の本山開祖です。

一遍上人名号

1幅
指定年月日 昭和39年7月31日
所在地 石岡市国府3-1-13
管理者 個人
制作時期 年代不詳