いばらきの文化財

県指定 有形文化財 書跡

後奈良天皇歌切

ごならてんのううたぎれ

つくば市

紙本墨書(しほんぼくしょ)の掛幅装(かけふくそう)で、後奈良天皇の宸筆(しんぴつ)と伝えられています。
書法は、通常の和歌懐紙(わかかいし)や色紙と異なり、縦長の楮紙系(こうぞがみけい)無地の白紙にそれぞれ二首、計四首の和歌を記し、一首をほぼ一行で書き、下の句の一部を、行を変えて前行の下部に付けています。

後奈良天皇歌切

1巻
寸法 縦30cm、横22cm
指定年月日 昭和42年11月24日
所在地 つくば市栗原1129
管理者 北斗寺
制作時期 室町時代後期