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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 書跡

紺紙金泥大般若波羅蜜多経

こんしきんでいだいはんにゃはらみたきょう

土浦市

この経は、1行が17字で紺紙に金泥(きんでい)をもって書いた本格的な写経で、見返しに仏画を付し、その裏面の宝相華唐草(ほうそうげからくさ)の紺紙は別の紙で修理しています。
仏画は経意をあらわしたもので、性空(910~1007)筆と寺伝にありますが、仏画の書体、罫によれば鎌倉末期のものと思われます。

紺紙金泥大般若波羅蜜多経

1巻
指定年月日 昭和43年3月28日
所在地 土浦市高岡1890
管理者 法雲寺
制作時期 鎌倉時代末期