いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

木製つのたらい

もくせいつのたらい

桜川市

左右に2本ずつ角のように長い柄(え)の出た手洗の日用品で、平安時代から近世にかけて、公家や大名家で用いられました。本品は欅(けやき)材、金梨地(きんなしじ)、桐唐草文(きりからくさもん)を散らし、中央に菊花文(きっかもん)をつけ、手の付け根に菊座(きくざ)の金具をつけています。

木製つのたらい

1口
寸法 角から角まで60cm、高さ27cm、 椀形の直径40.9cm
指定年月日 昭和28年7月9日
所在地 桜川市西小塙1677
管理者 月山寺
制作時期 江戸時代