いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

銅印

どういん

鹿嶋市

鋳銅製、高さ4.4cm、幅3.9cmです。
印面は朱文方印(しゅぶんほういん)、上部は鶏頭紐(けいとうちゅう)です。印文は「申田宅印」とあり、印文の意味については定説がありません。「申田」は「神田」で、神官の私印であろうという説もありますが、「神璽」と称せられ、神宮の任符状(にんぷじょう)等に押印された例が、暦応4年(1341)を初見として、中・近世を通じて残されています。

銅印

1顆
寸法 高さ4.4cm、幅3.9cm
指定年月日 昭和33年7月23日
所在地 鹿嶋市宮中2306-1
管理者 鹿島神宮
制作時期 平安時代