いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

銅鐘

どうしょう

行方市

永享3年(1431)に玉造憲幹(たまつくりのりもと)が鋳造寄進した梵鐘(ぼんしょう)です。
鐘(かね)の口径77cm、竜頭(りゅうず)までの高さが140cmありますが、寛永12年(1635)、寺火災で鐘に筋割れが入り、鳴らなくなってしまいました。しかし、延宝8年(1680)檀家一同の努力により、江戸神田の小沼播磨守藤原正永の手で鋳直されています。

銅鐘

1口
寸法 鐘(かね)の口径:77cm
竜頭(りゅうず)までの高さ:140cm
指定年月日 昭和35年12月13日
所在地 行方市玉造乙69
管理者 宝幢院
制作時期 室町時代