いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

礼盤

らいばん

城里町

63.5cmの四辺形、高さ18cmです。僧がこの盤上に座し礼拝するもので、形態は正方形で、かまちは欅(けやき)材とし、周囲に面取りを施し、その面取りは漆箔(しっぱく)としています。
四方脚の付張に雲形彫刻の持ち送りがあります。
盤上の材は、檜材三枚引き付けとして、特にこの裏面には天正6年(1578)9月21日徳蔵寺(とくぞうじ)に寄進した旨の墨書銘(ぼくしょめい)が記されています。

礼盤

1基
寸法 四方の長さ63.5cm、高さ18cm
指定年月日 昭和37年2月26日
所在地 東茨城郡城里町徳蔵874
管理者 徳蔵寺