いばらきの文化財
文化財種別
県指定 有形文化財 工芸品
六地蔵石幢
ろくじぞうせきどう
水戸市
もとはつくば市個人蔵です。筑波山周辺地方では、中世、六角地蔵石幢が爆発的に流行し、石幢を通称六地蔵型石燈篭と呼んできました。
宝珠(ほうじゅ)・竿(さお)は、円形で、笠(かさ)・龕部(がんぶ)・中台(ちゅうだい)・基台は、六角形をなしています。宝珠は、大形で、笠は、蕨手(わらびて)が巻き上がっています。龕部は、地蔵が6面に彫られています。中台は、格狭間(こうざま)の下に請花(うけばな)を彫っています。竿は、上下に1本、中心に2本の節があります。基礎には、反花(かえりばな)が彫られています。
六地蔵石幢
数 | 1基 |
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寸法 | 塔高:183cm |
指定年月日 | 昭和37年10月24日 |
所在地 | 水戸市緑町2-1-15 |
管理者 | 茨城県立歴史館 |
制作時期 | 室町時代 |