いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

礼盤

らいばん

境町

導師が礼拝するときに登る台座ですが、裏面に「千手堂護摩礼盤、寛永癸酉仲冬供養了筑波山法印栄増」と銘文があります。
寛永10年(1633)、3代将軍家光が筑波山知足院中禅寺(ちそくいんちゅうぜんじ)に寄進したものといわれています。
黒塗りに朱の縁取りを施し、4面を朱と金泥(きんでい)であしらった菊模様と唐草の金泥金具がついています。

礼盤

1基
指定年月日 昭和37年10月24日
所在地 猿島郡境町新吉町974
管理者 吉祥院
制作時期 寛永10(1633)年