いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

銅鐘

どうしょう

筑西市

青銅造の天平式梵鐘(てんぴょうしきぼんしょう)で室町時代の作です。
形が細長く撞座(つきざ)はやや下降して、池の間(いけのま)には銘文があり、乳(ち)の数は各区4段4列です。
撞座の蓮花文(れんげもん)は菊花(きくか)で、総高89cm、径49cmです。
永禄10年(1567)3月8日、第7代下館城主水谷兵部大輔勝俊が、水谷家歴代の菩提所定林寺(じょうりんじ)に寄進したものです。

銅鐘

1口
寸法 総高89cm、径49cm
指定年月日 昭和38年8月23日
所在地 筑西市岡芹957
管理者 定林寺
制作時期 室町時代