いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

あぶみ

水戸市

鉄製、加賀銀象嵌(かがぎんぞうがん)が、施されています。
象嵌は、金属の表面に鏨(たがね)で切り込みをつけ、別の金属をはめこむ技法です。一般に銅や鉄地に、金・銀・真鍮(しんちゅう)などをはめる場合が多い。
この鐙は、鉄線唐草模様(てっせんからくさもよう)、底部は網代模様(あじろもよう)です。紋板(もんいた)は、三引両(さんびきりょう)を透かしています。
「加賀金沢住□」の銘があり、桃山時代の作といわれています。

1具
指定年月日 昭和39年7月31日
所在地 水戸市泉町2-1-21
管理者 個人
制作時期 安土桃山時代