いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

銅鐘

どうしょう

城里町

青銅製で、袈裟襷上下帯(けさだすきじょうかたい)は無文、最下部に蓮華唐草文様(れんげからくさもんよう)を陽刻(ようこく)しています。
上部地の間(ちのま)には、4段5列の乳(ち)を配し、各蓮華座をつけ、各池の間(いけのま)に陰刻を施し、蓮華文の撞座(つきざ)が2か所あります。
銅鐘には、制作年代「貞享元年歳次甲子久十月穀旦」(1684)寄進銘、冶工銘「常州水戸住長谷祥結」の銘文があります。
徳川中期の貴重な資料です。

銅鐘

1口
指定年月日 昭和42年3月30日
所在地 東茨城郡城里町塩子1736
管理者 岩谷山仏国寺
制作時期 徳川中期