いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

六地蔵石幢

ろくじぞうせきどう

土浦市

筑波山周辺では、中世、六角地蔵石幢が爆発的に流行し、このような石幢を通称六地蔵型石燈篭(いしとうろう)と呼んできました。
六地蔵型、花崗岩製で、塔高は1.63mです。
笠(かさ)が厚く宝珠(ほうじゅ)は大きく、竿(さお)は割合に太く短く全体的にどっしりした感じを受けます。
これは、筑波地方にみられる六地蔵型石幢の特色をよく表しています。
安土・桃山時代頃のものと思われます。

六地蔵石幢

1基
寸法 塔高1.63m
指定年月日 昭和42年3月30日
所在地 土浦市永井694
管理者 個人
制作時期 安土・桃山時代