いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 愛宕明神立像

もくぞう あたごみょうじんりゅうぞう

筑西市

木造寄木造彩色(さいしき)の火天像(かてんぞう)で、鎌倉時代末期の作です。
背に羽をつけ、総髪(そうはつ)、目をいからして口を閉じ、革よろいをつけ、左手に瓶、右手に仙杖(せんじょう)を持ち一見天狗に見えます。
像高94cm、台座26cmで、 羽黒神社境内にある愛宕神社の御神体です。現在の羽黒神社付近にあった愛宕神社は火防の神として、昔は西郷谷の鎮守として、世人の尊崇が篤かったと伝えられています。
昭和37年(1962)12月、京都国宝美術修理所により補修しました。

木造 愛宕明神立像

1躯
寸法 像高94cm、台座26cm
指定年月日 昭和38年8月23日
所在地 筑西市大町甲37
管理者 羽黒神社
制作時期 鎌倉時代の末期